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塩野七生 『ローマ人の物語』 (新潮社)

取り上げるのに激しくいまさら感が漂う有名シリーズ。

いろいろ言われてるが、ローマ史のような超メジャーな分野で、これだけのレベルの啓蒙書があるということはやはり有難い。

全15巻と極めて長大だが、難解な部分も無く、通読は思うほど困難ではないと思う。

単行本ではなく、文庫本の刊行を待って、何巻かに分けて読むのも手。

著者の名を知ったのは、高坂正堯氏の『文明が衰亡するとき』(新潮社)の中で参考文献として挙げられていた『海の都の物語』の著者として。

ヴェネツィア史を扱ったその本に興味がわかなかったとき、町の小さな書店で『ローマ人』第一巻を見つけ、あまりの面白さに驚く。

著作の中には高校世界史からするとマイナー分野に入り、あまり触手が動かないものもあるが、これはやはり外せない。

今年年末の完結が楽しみ。

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