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森谷公俊 『王妃オリュンピアス』 (ちくま新書)

タイトル見て、「誰だ、それ?」と思われるだろうが、アレクサンドロス大王の母である。

あまり表舞台に立たなかった人物の視点から見たアレクサンドロスの伝記なわけだが、これは疑いもなく傑作である。

当時のギリシア・マケドニアの情勢、大王の東征の事績、大王死後の後継者戦争の過程が実にわかりやすく書かれている。

アレクサンドロス関係の啓蒙書では一番いいんではないだろうか。

ところが、この傑作も品切状態。ネット書店であれば、即買いましょう。

(なお同じ著者で講談社から『アレクサンドロス大王』が出ているが、こちらは細々した戦史の考察や一次資料の信憑性比較検討などが多く、標準的な伝記とは言い難く、初心者向きではない。)

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