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猪木正道 『冷戦と共存 (大世界史25)』 (文芸春秋)

「大世界史」シリーズのうちの一巻。著者は高坂正堯氏の師匠にあたる人。90歳を過ぎて未だご存命。

出版は40年近く前だが、現在でも読むに値する本。

第二次世界大戦後から60年代末までの国際政治史として非常に良くまとまっている。

キューバ危機の部分の迫真の記述には思わず引き込まれる。

文革の最中の時期ではあるが、非毛沢東化が起こるのは間違いなしと断言。

メリハリのある明快な文章で読みやすい。初学者にも勧められる。

高坂氏の『現代の国際政治』と読み比べるのも面白い。

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