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セバスチャン・ハフナー 『ヒトラーとは何か』 (草思社)

ナチス、ヒトラー関連本は数え切れないほどあるが、まず読むならこれ。

この薄さでこれだけ独創的見解が随所に出てくる本も珍しいと思う。

本書の核心的主張は「捕虜虐待、偶発的民間人殺害、非軍事目標への爆撃などの“通常の戦争犯罪”と計画的民族皆殺しというヒトラーの真の犯罪を区別せよ」ということだろうが、その他にも意外だが納得させられる著者の見解が多く見られる。

読む労力に比して、得られる面白さのコストパフォーマンスは非常に高い。

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