« 阿刀田高 『獅子王アレクサンドロス』 (講談社文庫) | トップページ | リチャード・パイプス 『ロシア革命史』 (成文社) »

坂井栄八郎 『ドイツ史10講』 (岩波新書)

新書一冊でドイツ通史を扱うというので、「内容薄そー」と思っていたが、これは疑いもなく傑作である。岩波新書久々の名著と断言する。

重要史実を軒並み取り上げながら、通説とはやや異なった解釈を提示し、読者に新たなドイツ史像を与えることに成功している。

新書版の通史としてはおよそ望みうる限りの面白さ。中公新書の『物語イタリアの歴史』に並ぶ価値がある。

即買って、手元に置いておきましょう。

(ちなみに最近『フランス史10講』が出たが、こちらはどうもハズレっぽい。とは言えあくまで私の判断なので、一度書店で手にとってみてください。)

|

« 阿刀田高 『獅子王アレクサンドロス』 (講談社文庫) | トップページ | リチャード・パイプス 『ロシア革命史』 (成文社) »

ドイツ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。