« 色摩力夫 『フランコ スペイン現代史の迷路』 (中央公論新社) | トップページ | 杉森久英 『人われを漢奸と呼ぶ』 (文芸春秋) »

ロマノ・ヴルピッタ 『ムッソリーニ』 (中央公論新社)

前日の『フランコ』よりもっと物議を醸しそうな在日イタリア人によるムッソリーニの弁護論的伝記。

ページ配分が適当でムッソリーニの全生涯が詳しく記されていて便利なので、必ずしも著者の主張に得心のいかない読者でも、通読する価値はある。

今新刊として手に入る日本語で書かれたムッソリーニ伝としては一番良いと思う。

ところでイタリア本国では著者のような立場に反対する勢力ももちろん多いだろう。なかなか興味深いので、イタリアでの「歴史認識論争」の詳細も誰か中立的立場の人が紹介してくれないだろうかと思う。

|

« 色摩力夫 『フランコ スペイン現代史の迷路』 (中央公論新社) | トップページ | 杉森久英 『人われを漢奸と呼ぶ』 (文芸春秋) »

イタリア」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。