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シュテファン・ツヴァイク 『マリー・アントワネット 上・下』 (岩波文庫)

かなり有名な伝記作品だが、宮廷生活の描写が延々続く前半はひたすらだるい。

後半革命が勃発してからは俄然面白くなる。

ヴェルサイユ行進や8月10日事件の詳細を知ると激しい嫌悪と怒りを覚える。

不幸な王妃と国王の側から眺めた革命史というのもあってよいのではないだろうか。

本書はその観点からの基本書として十分役に立つし面白いと思う。

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