« 福田和也 『第二次大戦とは何だったのか』 (筑摩書房) | トップページ | G・P・グーチ 『ルイ十五世 ブルボン王朝の衰亡』 (中央公論社) »

松田智雄 責任編集 『世界の歴史 7 近代への序曲』 (中公文庫)

いよいよ近現代史入り。以後の巻をかなり腐すことが多くなるでしょうが、あくまで私の個人的考えに基づく感想ですので、割り引いて読んでください。

さて本書ですが、特に著者の史観や意見で引っかかるところはなく(ドイツ農民戦争とその際のルターの態度への評価は除く)、その意味ではスラスラ読めたのだが、どうもすっきりしない。

最初に「必ずしも年代順の政治史的記述方法は取らない」という意味のことを(確か共著者の一人の会田雄次氏が)書いていたが、確かにそういう傾向があり、私にとってあまり好きではない形の叙述であった。

だが、そもそもこの辺のルネサンス、宗教改革の歴史は年代記的叙述で記していくことが難しいのだろうから、文句を言ってもしょうがないのかな。

私にとってはイマイチだったが、多くの人にとっては良質な入門書なのかもしれない。

|

« 福田和也 『第二次大戦とは何だったのか』 (筑摩書房) | トップページ | G・P・グーチ 『ルイ十五世 ブルボン王朝の衰亡』 (中央公論社) »

ヨーロッパ」カテゴリの記事

全集」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。