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ジャン・ラクーチュール 『ドゴール』 (河出書房新社)

村松剛『ド・ゴール』が食い足りないので、より本格的な伝記を探していたのだが、日本語で読める本のうち、アレグザンダー・ワース『ドゴール』(紀伊国屋書店)は図書館で借りたところイマイチに思えたので、本書を選んでみた。

著者はド・ゴール研究ではかなりの有名人らしい。

だが気取った表現や、わかりにくい比喩が頻出し、私の頭には理解しにくい文章が多い。

またあくまでド・ゴール個人の心理や行動に焦点をあてた伝記であり、同時代のフランス史としては省略や時系列の無視も多く、初心者には不親切である。

よってある程度の基礎知識を持っていないと、ややわかりにくい。

基本的には悪い本ではないと思うが、できれば一冊でド・ゴール個人の生涯とフランス現代史を理解させてくれる伝記が出てくれないものかという気持ちになる。

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