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林健太郎編 『世界の名著 ランケ』 (中央公論社)

『列強論』(以前記事にした『強国論』と同じ著作)と『宗教改革時代のドイツ史』の、二つの作品の翻訳を収録したランケの著作集。

ランケといえば近代歴史学の確立者だし、できるだけ「古典」を読まねばと思い、大学時代取り組み何とか通読はしたものの、相当苦しかった。

『列強論』はともかく、『宗教改革~』は素人には極めて難しい。

ルターの肖像やミュンツァーへの厳しい視線など興味深いところもあるが、さまざまな勢力や制度、慣習に関してかなりの基礎知識が無いとすらすら読み通せない。

ただ巻頭にある林健太郎氏によるランケ史学の解説は面白くて役に立つ。

図書館で借りて、これだけ読むか、コピーするのも良いと思う。

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