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松本重治 責任編集 『世界の歴史 16 現代 人類の岐路』 (中公文庫)

とうとう最終巻です。

戦後世界史なのですが、どうも良くないですねえ。

執筆者が多いせいか、何かまとまりに欠けた雑然たる印象。

一貫した叙述方針が感じられず、時事的な感想文がただ並べてあるだけと言うか。

これを「国際関係・外交」カテゴリにある猪木正道『冷戦と共存』やハレー『歴史としての冷戦』と同じように戦後国際政治史として推薦できるかというと大いに躊躇せざるを得ない。

せっかくここまで来たんですから、これだけ読まないのも何なんで最後まで読み通しましたけどね。

このシリーズを読破するつもりならどうぞ。読むに耐えないとまでは言いませんので。

ただし面白そうな巻だけ読もうという方には特には勧めません。

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