« 塩野七生 『ローマ人の物語 8・9・10 ユリウス・カエサル ルビコン以前』 (新潮文庫) | トップページ | 塩野七生 『ローマ人の物語 14・15・16 パクス・ロマーナ』 (新潮文庫) »

塩野七生 『ローマ人の物語 11・12・13 ユリウス・カエサル ルビコン以後』 (新潮文庫)

三分の一まで来たところでカエサルまで、とはペースがやや遅い気がするが大丈夫なのかなという感想。

全編カエサル礼賛で埋め尽くされている巻。

もちろん、それなりに説得力のある論ではありますが。

本書も『内乱記』の「予習」として使えます。

末尾の一章がカエサル暗殺後のオクタヴィアヌス対アントニウス・クレオパトラの戦いに充てられている。

私はオクタヴィアヌスという人がユリアヌスと並んでローマ史の人物で一番好きで、この辺の話はそれこそ一巻費やして語って欲しいと思うくらいだったので、「えっ、これだけ」とガッカリしたのを覚えている。

内容的にはアントニウスとクレオパトラに異様に厳しいが、個人的には全く違和感無し。

はっきり言ってどちらも嫌いなので。

この巻も完成度は高く、分厚いわりにスラスラ読める。

シリーズ前半の出来は本当に素晴らしいです。

|

« 塩野七生 『ローマ人の物語 8・9・10 ユリウス・カエサル ルビコン以前』 (新潮文庫) | トップページ | 塩野七生 『ローマ人の物語 14・15・16 パクス・ロマーナ』 (新潮文庫) »

ローマ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。