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塩野七生 『ローマ人の物語 8・9・10 ユリウス・カエサル ルビコン以前』 (新潮文庫)

まずその分厚さに着目してから、副題見て二度ビックリ、カエサル一人に二巻も費やすのかと驚く。

カエサルの生い立ち、政界進出、三頭政治樹立とガリア征服まで。

著者が全ローマ史を通じて最も高く評価する人物であって、カエサルの実力と明晰さを称える文章が後の巻でもしつこいくらい繰り返し出てくる。

シリーズ通しても、この巻はかなりの完成度。

特にガリア征服の最終段階で、ヴェルキンゲトリクス率いる反乱軍とのアレシアでの決戦は緊迫感に満ちた叙述で大いに読ませる。

本書で概要を頭に入れてから、『ガリア戦記』に挑戦すれば比較的楽に通読できると思います。

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