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岸本美緒 宮嶋博史 『明清と李朝の時代 (世界の歴史12)』 (中央公論社)

この巻は、1部・2部に分かれてはおらず、明清時代の中国史と李朝時代の朝鮮史の章が交互に続く構成で、両者のページ配分はちょうど半分ずつ。

第7巻の10ページ未満の高麗史は一体何だったのかと改めて不審に思う・・・・・。

岸本氏執筆の中国史の章はごく平均的な記述。

驚くほどの面白さはないが、なかなかシャープで手際が良く読みやすい。

一方、宮嶋氏執筆の朝鮮史はやや戸惑う。

両班や親族構造に関する社会史的記述が多く、読むのに難儀する。

個人的にはもうちょっとレベルを落として、より基礎重視の通史を書いてもらいたかったところである。

よって、宮嶋氏著の『両班』(中公新書)も貴重な本だとは思いながら、未読のまま。

本巻の感想は・・・・・「普通」です。

内容は特に書くことも無いのですが、最後の「ヒトと社会 比較伝統社会論」の章は十分理解できたわけではないですが、それでもなかなか面白いと感じました。

陽明学の解説もごく平易でわかりやすく、役に立つ。

他は別に無し。

あっさり済ませて次に行きます。

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